2023年zoom講演会 質問の回答 その1
2023年「講演会」のアンケートからいただいた
質問の回答 その1
<初めての育児で奮闘中です。特徴のある子を育てるにあたって、何かアドバイスをいただけると嬉しいです>
→子育ての中では、子どもの力を信じて、できることを積極的にやらせてみてほしいです。
ドクターストップがないことは、健康なお子さんと同じように、チャレンジあるのみです。
矢沢さんを頼りにして、矢沢家の子育て方法について、聞いてみたらどうでしょうか?(理事 北村 )
→まずは個別に担当の保健師さんに相談をしていくのがいいかと思います。患者会があるのかとか、保健師さんが知っている病気をもつお母さんたちにつなげてもらえるのかとか。また病院のMSWに相談するのもいいのではと思います。
(代表補佐 丸山)
→私は息子しか育てた事がないので参考になるか?わかりませんが…
まず、地域の保健師さんに相談する
病院のワーカーさんに相談する
そこから様々な情報が得られると思います。
通院や入院、育児で疲れているお母さん、できたら少しでもいいので自分の時間を作って
自分の為だけに何かしてください。
愚痴はお子さんの前以外でこぼしまくって下さい。
親御さんの心が元気ではないと、お子さんに良い環境を作れないと思います
ネガティブでもいい、むしろネガティブはいい
初めての子育て、もう頭はパニックになる事の連続
心配の連続。
ちょっとした事で入院になりかねない我が子を育てるには細かな観察が大事なので、
ネガティブになっているかも?=それだけ我が子を観察して変化を見逃していないという素晴らしい事
と思って下さい。
比べたくなるけれど比べない
他の子と比べたくなるけれど我が子が世界一かわいい。
おむつが早くとれたときいても、「そうなんだ」くらいにとらえる
もう比べだしたらきりがない
子供は大人が思う以上に工夫して生きようとしている
そのお手伝いをするくらいの気持ちでいる
好きな事に熱中していたら、そっとしておく
医師から禁止されていない事以外はやってみる、そして一度やってできなくても、あきらめない
毎日一回は抱きしめて「大好き」と伝えてあげて下さい
子供からの質問にはできるかぎり隠さず答えてあげて下さい。
隠すと、子供は「聞いたらいけないんだな」って思ってしまいます。
愚痴をこぼせるママ友ができるといいですね
ママ友がいなくとも、保健師さんやワーカーさんに愚痴をこぼしまくって下さい
この世は10人中2人はどんなに説明しても理解してもらえないので、理解してもらえなくても残念に思わないで下さい。
子供が2桁、10歳になるまではいろんな事があります。
病気にかかりやすいし、好き嫌いは多いし大変な事が山盛り。
お母さんは特に自分のやりたい事を我慢したり、犠牲にしたりする場面が多いと思います。
でも、子供はあっという間に大きくなるし、昨日できなかった事が今日はできるようになる
寝顔を見て、今日一日無事に過ごせたなって自分を褒めて下さい。
通院の時は聞きたいことをメモして、主治医の先生にきくといいかと思います。
あっ、あれ聞くの忘れちゃったのを減らす事ができます。
長くなりましたが参考になりましたでしょうか?
子育てにバイブルはありませんから
かわいい我が子をギュッと抱きしめてゆっくりゆっくり、一つ一つ前に進んだり後ろに下がったりしながら
ともに生きれる幸せを存分に味わって下さい。
そして、子供は親の所有物ではなく子供は1人の人間である事を忘れずに
生きやすい環境を作ってあげて下さい。
誰かにたよりながら、自分を大切にしながら育児という貴重な時間をできるだけ
可能な限りでいいので楽しんでください。
お父さん、お母さんが疲れている時は息抜きの時間を作ってあげて下さい
お母さん、お父さんが育児や家事をしている時は完璧を求めないであげて下さい
参考になりましたら幸いです。(代表 矢沢)