2024年ZOOM講演会 頂いた質疑応答への回答
カテゴリ: お知らせ
作成日:2024年07月06日(土)
『2024年ZOOM講演会 頂いた質疑応答への回答』
<両手が橈骨欠損の内反手でも、リハビリなどをすれば生活をできるくらいの握力は望めますか?>
障害程度にもよりますが、一般的には未治療の場合は母指が安定しないため握力の測定自体が難しいと考えます。
他の4本の指と手のひらとの間に挟むもしくは他の4本の指でのフックグリップに関しては鍛えること可能と考えます。
橈骨欠損とのことですが実際の使用においては前腕の回外運動(手のひらを上に向ける動作)が回内運動(手のひらを下に向ける)に比べ制限されるかと思いますが、手関節の内反を残しておいた方が、肘関節および肩関節の可動域に問題なければ
食事動作や顔を洗うなどの動作もやりやすいかと思います。
現時点の内容からのお答えは上記となります。
(講演会講師兼理事 野口)
2024年7月6日(土)
ホルト・オーラム症候群の会
代表 矢沢知恵
代表見習い 矢沢隼祐